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■レッツ シー イフ ザッツ トゥルー オア ノット エピローグ・2/3





 私達が昔すんでいた家はまだ残っていた。確かに約束の場所に指定されてたんだからそうだと思い。私は中に入った。まだ誰か使っているようだった。エニモルは未だにここを使っているのだろう。
「なっつかしィな……。ここ」
 マーニが言った。
「まだ帰ってきてないみたいだね。エニモルさん」
 腰に下げたエニモルの剣を触りながら言った。
「ただいま」
 そんなことを言ってると、エニモルが帰ってきた。ライゼの制服に帽子を被る白皙のおもて。彼は帽子を脱いで、金色の髪を露わにさせた。
「テレフォーンは帰ってきてない?」
 エニモルが言う。私は頷いた。
「まだ帰ってきてないみたいです」
「まあ忙しいだろうね。テレフォーンとニニーは」
 彼はそう言って苦笑した。テレフォーンとニニーは政治的な事で忙しいらしい。テレフォーンがザシンプル、ニニーがザハードの代表として相互関係を深めているらしい。
「つかれたァ」
 しばらくして、そう言って帰ってきたのがニニーだった。後はテレフォーンを待つばかりとなった。
「これ買ってきたよ」
 ニニーはそう言うとテーブルの上にワインのボトルを置いた。もう既にマーニがグラスを準備している。
 そんな事をしていると、テレフォーンが帰ってきた。
「ただいま。もう集まってたのか」
 私達は机につき、それぞれグラスを持った。
「えぇっと、僕らの再会を祝して。えっと、乾杯」
 なれていないらしいエニモルは呂律がまわっていなかった。





「エニモル」
 僕の服の裾を引っ張ったのはテレフォーンだった。僕はリビングから離れ、二階へ続く階段の傍に立たされた。
「なに?」
「エニモルが聞いてくれなかったら言うけれど、私が、ケーニヒさんの所にいたのは、エニモルのことで脅されてたからで……。エニモルのライゼの資格を取り消すって言われて、それで……」
 そのことか。ニニーに言われてすっかり説明された気でいた僕は頷いた。
「知ってたの?」
「い、いや。何となく、そうなんじゃないかなと思って」
 テレフォーンは納得したように頷いた。
「そっか……。エニモル。ライゼの試験が終わった後の約束、憶えてる?」
「おぼえてるよ」
「じゃあ、今度、世界の果てがあるか――、確かめに行こう」
 僕は頷いた。

       了
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