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■三十七頁

 フードを被った男が笑ったのが判った。後ではルラムが「おいコラ」と罵声を浴びせるのが判る。だが、聞き流す。
「お前の行動のお陰で、我々の求めていた変革が、興った。ありがとう」
 ルラムの罵声が止まった。
 シャンも一礼した。
「私からも、礼を言う」
 腰にリセをぶら下げて、クンファーが言った。人によって大きく態度が変わるこの男は、続けていった。
「シャン殿のお陰で、リセの情報を得ることができた。その上、治療まで……ありがとう。」
 クンファーは一礼した。
「……どんなことがあったか、教えて下さい」
 ファンタンが言う。腰にはリセのまねをしたサークナヤがくっついている。
 ルーシルアは、にや、っと笑った。
「後で教えてやる。」
「よォし。今日は建国の日なんだ。呑もォぜ。」
 ルラムが大声で言った。場が騒ぎ、酒に溺れる場となった。
「明日は早いから、早く切り上げろよ。」
 ルーシルアは二人にそう告げると、部屋の隅で横になった。

 ルーシルアは、早朝、顔に何かをかけられて目が覚めた。
 酒だ。
 においで判断したルーシルアは、目の前にいる人間に、罵声を浴びせようとした。
「オラ、おきたンだろ? ちょっと手伝え」
 ルラムだった。
 舌打ちしながら、顔を拭いた。
 宿の外に出て、舗装された道路にたった。
「もうこの都市から出るんだろ? ちょっと、手伝ってくれ」
 そう言うと、ルラムは剣を抜いた。
 ――そう言うことか。納得して、剣を抜いた。
「あ、あのぴりぴり痛いやつは、ナシな。」
 ルーシルアは頷くと、剣を構える。
 甲高い、金属音が鳴り響いた。

「おォ、やってんな」
 宿の屋根の上から、エネトゥスは言った。三角形の屋根の上で、見事に重心を保ち、立っている。
「……良い好敵手を、見つけたようじゃァないか」
 今も金属音を響かせ、楽しそうに宙を舞い、剣を振るうルラムに、言った。それは、仲間と









正味ルラムは敵じゃない(何
けど長期戦に持ち込むと厄介。一撃で家が吹き飛ぶぞ!(黙
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