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■二十頁

「あぁ! もうこんな時間」
 白々しいファンタンの叫び。すべてはサークナヤの暴言を止めるため。今は「皿まで喰おうとするのはおかしい。」と言うことを喋っていた。
「じゃあ、行こ」
 やっと暴言が止まったサークナヤがファンタンに指示。ファンタンもやっと止まったそれに安心し、二人仲良く宿の扉を開けて飛び出していった。
 そ、っと食器を片づけに来た店員が片づけるついでにルーシルアの前に紅茶を置いた。
 紅茶をすすっていると、今度は朝食が置かれた。焼いたパンで何かを挟んでいる。それを口に入れると、野菜の食感、チーズの香りがそこにあった。これは旨い。そう思いながら次々と口へ放り投げた。紅茶も飲み干して、立ち上がった。
 さて、行くか。
 ルーシルアはそこを出た。

 かつかつと、淡々と、そんな歩調で白い舗装された道を行く紅い神服があった。クンファーである。
 腰の抜けない剣に右手を置き、抜けるわけもないのに抜くような構えをしている。口には煙管。水のように薄い青がかった髪を揺らしながら目的地へと歩いてゆく。
 目の前に現れる白く、四角い建物。堂々と「Cage Prison」と掲げられている。面会する手続きをし、案内する男の後をついてゆく。
 ガラスのように透明な空間の中に、彼女は、居た。両腕を鎖で繋がれ、天井からぶら下がっている。
 目隠し、猿ぐつわをされた姿。殆ど全裸に近い身体に無数の鞭が走り、あかく引っ掻いたような傷を残している。
 クンファーは透明の壁を殴った。すぐに男がそれを止める。歯を食いしばり、暴れる。手足をじたばたさせ、口からは悲鳴ともと言葉ともとれぬ叫びが奔っている。
 ――あぁああぁあああ……

 宿を出て、もう太陽が高く昇る頃。
 うきうきと――サークナヤが鼻歌まじりにあっちの店へこっちの店へ。かと思えばやっぱりこっち、と、往復している。
 だらだらと――ファンタンがため息まじりにあっちの店へこっちの店へ。かと思えばやっぱりこっち、と、往復するサークナヤの後をついてゆく。
 同じものを置いているところが全くなく、飽きないのだ。ファンタンはとっくの昔に飽きてしまったが、サークナヤに飽きる気配はない。
「サークナヤ――」
 そろそろ帰ろう、と言おうとしてファンタンは呆気にとられた。蛇のように続く大行列。今、ファンタンが居る場所がほかよりも高かったからか、よく見える。
「わぁ……」







サークナヤってとりあえず並ぶ系の人なんだろうなぁ……。
この世界の基本言語は英語のはず。
「え? 空想の世界なのに言語は英語? なんで?」って言われても、ねぇ……。
じゃあ、ケージプリズンのことを「さっdfdgっfhっgj」って書いても良いけど読めないでしょ?
そんな感じだよ。
だいたい日本語で喋ってる時点でおかしいだろ。
そう言うところで個性をだそうとかしない!(笑)
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