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■十九頁

「……まったく、私も、とんでもない男に捕まりました」
 一人で呟きながらルーシルアの眠るベッドへ近づく。
 ルーシルアの寝顔。本当に可愛い顔で眠るやつだ、と思いながら、その頬に左手を伸ばす。頬に触れ、そっと、撫でた。愛おしそうに、頬に触れた。
 このまま、居られたら。
 ルーシルアの頬にそのままそっと口づけをしようとした瞬間、横にいたサークナヤが、寝言をぶつぶつうわ言のように呟いて唸った。それに驚いて顔を遠ざける。
「……本当に、ことごとく邪魔するやつ」
 顔を紅くしながらぶつぶつ呟いた。
「あなたがそうするのなら、あたしだって」
 変な対抗意識をもやしながら、ファンタンはルーシルアのベッドの中に飛び込んだ。

 朝日で目が覚めたルーシルアは、目が覚めたときには完全に目が覚め、頭のぼんやりとしたものが無く、吹き飛んでいる。
 周りを一瞥すると、部屋にいるのが自分だけなのがわかった。
「おきていたか」
 ドアが開き、クンファーが現れた。紅い神服を完璧に着こなしている。腰には、抜くことのできない剣があった。
「よう」
「下の階で食事でもしてきたらどうだ? 今なら、まだファンタンとサークナヤが居るぞ。二人は今日、この街を探索するそうだ」
「……名前教えたっけ?」
「知らないからさっき聞いた。」
「へぇ」
 あくまで無関心。服装の乱れを直し、髪を整える。
 部屋の外にでて階段を下りると、見慣れた二人がテーブルについて朝食をとっている。サークナヤは帽子を被り、金髪を隠している。
 近づいて、声をかけた
「おはよう、サクナ、ファンタン」
 ファンタンがなぜか睨む。
「なんだよ。あ、昨日の話?」
 それを口にしてさらに眼光が鋭くなった。
「ルーシルア、ファンタンったら、フォークの使い方も――」
「つ、使ったことがないんだからしょうがないでしょ!」
 ファンタンが取り乱して叫ぶ。顔が真っ赤になり、ああだこうだと弁解。それをうち砕くサークナヤ。
「まァ、喧嘩すんなよ」
 二人をなだめ、自分も席に着いた。







トンでも男に捕まったってお前、勝手にテメーがついてきてるだけだろ!(黙

ここいらが本当にみんな幸せだったはず。クンファーは違うけどね。
クンファーはリセが帰ってこないとダメダメな感じかな。
イヤ……でも、明日ダメでも、明後日ダメダメでも、許してやるのが、優しさだよw

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